健康

お腹の皮下脂肪はすごい! (かもしれない...という話)

英国 BBC NEWS に、5月7日付けで "Type of body fat 'boosts health'"(健康を増進する体脂肪がある) というタイトルの記事が載っていた。

この記事によると、皮下脂肪、特に臀部の皮下脂肪が 2型糖尿病発症の危険性を減らしてくれるかもしれないとのこと。というのは、皮下脂肪には アディポカインという、新陳代謝を増進してくれるホルモンを作り出すかららしい。この研究はハーバード大学医学部が行ったらしく、その結果が「セル・メタボリズム」という雑誌に掲載されているようである。

この研究によると、マウスの皮下脂肪を腹部に移植したところ、体重、体脂肪量、および血糖値が低下したとのこと。さらにインスリンに対する反応も顕著になったらしい。

重要なのは、どこにある脂肪かではなくて、どういう種類の脂肪かということ。つまり内蔵脂肪ではなくて皮下脂肪だという点が重要なのだとのこと。さらに、腹部の皮下脂肪は、悪影響だけではなく良い効果ももたらしている。

ある教授の考えでは、皮下脂肪が、内蔵脂肪の影響を相殺している可能性があるとのこと。

「この発見によって、体重過多で不健康な状態かどうかを評価する肥満度指数(BMI)の利点に新たな疑問が投げかけられているよ。BMI では脂肪の種類は区別しなかったからね」とは、英国肥満フォーラム (ってのがあるんですねえ...) のデビッド・ハズラム博士の言葉。

ただし、健康的な生活を送るうえで、バランスの取れた食事や運動するといったことが大きな影響を与えるのは、皮下脂肪ではなく内蔵脂肪の量なのだから、自分の体重を調整する努力をすることには、やはり大切なこと、と付け加えている。

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クラッシュ・ダイエットは命を縮めるかも...

BBC NEWS に 2008年4月30日付けで "Crash diets 'may  reduce lifespan'" という記事が載っていた

クラッシュ・ダイエットというのは、「急激な(無理な)減量」 という意味だが、そういうダイエットをすると、寿命を大幅に縮める場合があることを、スコットランドの科学者らが発見したのだそうな。

グラスゴー大学にいるその研究者らが、「大量に餌を与えた後は餌を与えない」 という、つまり 「過食の後は極端なダイエット」 という状況下に置いたトゲウオという魚を観察した。その結果、産卵の様子にも、生んだ卵の数も、普通の状態の場合と変わらなかった、と研究者の一人は語った。

ただし、
「ただ、平均寿命が、毎日決まった量の餌を食べた方の四分の三になったんだ。」

どうして寿命が縮まったか。それについては、老化が急速に進んだからではなく、突然死の危険性が高まったからだ、と考えているようである。

で、何が問題かというと、この発見が 「極端なダイエットパターンを実践しているティーンエイジャーや子どもたちとも密接に関係している」 という点らしい。なんとなれば、彼らが成長途上にあるからだそうだ。

その研究者曰く、
「一日の餌の量にバラツキがあるために成長がアンバランスになり、それが原因で、突然死の危険が高まったんだ。たぶん、急激に成長したために体内組織に欠陥が生じた可能性が高いね」

つまり、成長途上の子どもたちが、「過食と無理なダイエット」 という極端な食生活を続けていると、突然死を引き起こしやすいということなのだろう。

この研究者によれば、
「これは極端なダイエットパターンを実践している人間にも当てはまると思うし、成長途上にあるティーンエイジャーや子どもたちに見られることだ」 とのこと。

ただ、これには但し書きがあって、その研究者が言うには、
「しかし、これは、食事の内容を極端から極端に切り替えた場合のことだ。昼食を何回か抜いたくらいならどうということはないが、数週間にわたって一つのダイエットを実行し、その後の数週間はまったく正反対のことを続ければ影響が出るだろうね」

なのだそうだ...何事も、極端から極端へ...というのは、良いことないね

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BMI (肥満度指数) の価値が揺らいでる?!

オーストラリアの新聞 "The Age" 紙のオンライン版に、4月21日付けで掲載された記事 "Thin Can Be Obese Inside" (スリムに見えても、中身は肥満?!) によると...

米国のある研究者らは、「体重と BMI が健康的な2000人」 から集めたデータから、そのうちの61%は「隠れ肥満」 であり、心臓病や糖尿病にかかりやすくなっている、と結論づけた。この発見が米国シカゴで開催された米国心臓病学会で発表されたことから、「肥満度指数 (BMI)」 の価値が揺らいでいるらしい。

オーストラリア、メルボルンのダイエット専門家の博士が言うには、健康的な体重かどうかを見分ける一番大事な目安は、やはり体脂肪率なのだそうだ。しかし、体を動かさなくなっているから体脂肪率が上昇していることに、多くの人は気づいていないのだろう、と語っている。

この博士によれば、ウエストサイズが、男性なら 90 から 94 センチメートルの範囲を越える場合、女性なら80 センチメートルを越える場合、医者に体脂肪率を計算してもらった方がいいそうである。

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キーボードはトイレよりも汚い?!

http://news.bbc.co.uk/2/hi/uk_news/7377002.stm

イギリス BBC NEWS をはじめ、24のメディアが取り上げている話題。
5月1日付け 英国 BBC NEWS の記事。

イギリスの消費者団体 Which? が、自身のオフィスにあるコンピュータを検査したところ、食中毒を起こす可能性のある虫が棲息していたそうな。検査した33台のキーボードのうち、4台は健康に害を及ぼしかねないし、1台は、オフィスにあるトイレの便座より5倍も細菌が多かったらしい。あるキーボードなどは、あまりに汚かったので、隔離して掃除しろと命令されたとのこと。このキーボードのバクテリアの量は、推奨限度の150倍に達していたらしい。この記事によると、キーボードが汚れているのは、自分の鼻と内蔵の状態を反映しているのだそうだ。この団体によると、キーボードが汚れる原因は、自分の机で昼食をとるためらしい。食べ物のくずや埃が細菌の温床になるとのこと。原因はこれだけではない。トイレの後で手を洗わないといったような、公衆衛生観念の欠如も大きな原因らしい。では、どうすればいいか。大掃除をしろ、というのが結論のようである。といっても、やることは簡単で、固く絞った柔かい布で拭いてやればいい。アルコールで消毒することも必要。

米国アリゾナ大学の研究によれば、平均的なオフィスのパソコンに使われているキーボードには、これもまた平均的なトイレの便座よりも400倍も多く細菌がいたそうな。

University College London Hospital の微生物学者ウィルソン博士の言葉。「万が一、君のオフィスで風邪をひいたり胃腸炎になった人が出たら、君にだって、キーボードから細菌が入り込むだろうね、きっと」

そういえば、パソコンの掃除、全然してないなあ。。。

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